プラスチックは腐らない・壊れにくい・加工しやすい。産業にとっては夢の素材なのですが、それが、ゴミとなると、いつまでも土に還らずに残り続ける事が大問題です。
今、プラスチックの世界では、環境問題の視点から、
生分解性プラスチックの研究・実用化が熱いのですが、それを一気に追い抜いてしまうかもしれない発見を、カナダの高校生がしたというニュース。
プラスチックを短期間で分解するバクテリア、高校生が特定
プラスチックが分解されるまでには何千年という時間がかかる。だが、科学博覧会に参加した16歳のDaniel Burd君は、たった3ヵ月でプラスチックを分解することに成功した。
『The Record』紙の記事によると、Burd君は、土にイースト菌を混ぜ水を加えたものの中に、粉状にしたプラスチックを入れて、30度にした。すると、自然界に放置した場合より早く、プラスチックが分解された。
温度や条件を変えながら何度も実験した末、Burd君は、プラスチックをムシャムシャ食べる微生物の正体を突き止めた。1つは緑膿菌(Pseudomonas)属で、もう1つはスフィンゴモナス(Sphingomonas)属だった。
Burd君は、この発見を産業レベルに採り入れるのは簡単なはずだと言う。醗酵槽と培地、それにプラスチックがあれば、バクテリアは、プラスチックを食べて熱を発し、必要なエネルギーのほとんどを自らに供給する。副産物も、水と少量の二酸化炭素が出るだけだ。
(引用元:WIRED VISON)
これは凄い。実現がすれば、低コストで、処理の危険性もなく、一番厄介な環境問題を解決できます。
おそらくは、プラスックの処理能力の問題などもあるとは思いますが、凄い高校生が発見した、凄いプラスチックの
発見。これからも注目です。